ハリウッドのち火サス「水上のパッサカリア」
光文社
海野 碧(著)
発売日:2007-03-20
ハードボイルド
新人とは思えない。
これが新人賞?
期待していたのですが。
海野碧、一体何者?
新人とは思えない。
これが新人賞?
期待していたのですが。
海野碧、一体何者?
三年前に移り住んだ静かな湖畔の家で愛人、菜津と彼女が拾った犬と暮らす中年男大道寺勉。
暗い過去故に自分に自信が持てず、怯えてばかりいた菜津も勉と暮らすうちに生来の明るさを取り戻し、勉も仕事の自動車整備に精を出す。何事もなく平穏に時は流れていたはずだった…
交通事故で菜津が死んでしまうまでは。
季節が過ぎ、彼女のいない生活が少しずつ落ち着き始めた頃、勉の「過去」がとんでもない話を持ってやってきた。
菜津は勉を狙った事故に巻き込まれて死んだのだと…
帯にはそうそうたるメンバーの推薦文。これはクるか!と思ってるとちょっぴり半笑いになる感じでした。
あくまでも私の感想ですが、あくまでも「はーどぼいるど風」。ハリウッドのB級リベンジものと火曜サスペンスを混ぜたような読後感でした…。
主人公や菜津の人となりもくどいほどに書き連ねているのですが、何故か薄っぺらい感じでイメージがわきにくかったです…。。お陰で読むのに時間がかかるかかる(笑
主人公の住んでいるところは架空だけど、話の流れで聖蹟桜ヶ丘が出てきてびびったw
さーて、積んである電脳コイル 2 と魔人探偵脳噛ネウロ世界の果てには蝶が舞うに取りかかります(少年向けかよ!!