今年初夏、ダイポールモード現象が観測されました。
このダイポールモード現象とは、インド洋熱帯域において観測される海水温度の変化で、東部では低く、西部で高くなった場合を総称して言います。南東貿易風が平常時よりも強くなった時にこの現象が現れると言われています。(実際にはもっと難しいお話になるのですが、ここでは簡単に・・・)
ダイポールモード現象が観測された場合には、世界的に異常気象となると言われています。異常モンスーンの襲来などです。日本においては太平洋JPパターンというテレコネクションにより、降水量が少なく猛暑になる、とされています。
気象現象は基本的に即効果が現れないことから、残暑が厳しくなるという予測もありますが・・・。
あくまでも気象は統計学ですので、外れることもあると思います(笑
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