読んだ本ー

アブダラと空飛ぶ絨毯―ハウルの動く城〈2〉
ハウルの動く城の続編…というか姉妹編。
主人公はアラビアンナイトな国に住むしがない絨毯屋アブダラ。
怪しい男から魔法の絨毯を売りつけられたことから彼は冒険の世界へと足を踏み出します。
美しい「夜咲花」と恋に落ち、駆け落ちをしようとするものの、謎のジンに彼女を攫われて…
夜咲花を救うべくアブダラが向かうのはハウル達の住むインガリー。道中泥棒を生業をしている兵士や黒猫の親子を仲間に旅を続けます。
アブダラは無事夜咲花を取り戻すことができるのか…？

あ、アレー？ハウルは？ソフィーは？と読み出してからしばらくはドキドキしましたが心配要りませんでした。二人とも意外な形で登場します。
情景が目に浮かぶような描写が非常に楽しい！これもやっぱり子供達に読ませたいなあ。
個人的には真夜中とはねっかえり（猫の名前です）にデレデレな兵士萌え。

Le OTAKU―フランスおたく事情
ブックカバーが海外のコスプレイヤーの皆様で笑った。

さあ貴方は何人分かるかな？
左上からセーラームーン、？、銃夢、？、クイーンエメラルダス、？モリガン、ビデオガール、セーラームーン、エヴァのペンペン、マクロス（旦那さんが教えてくれた）、？、らんま、戦隊物？、バニーちゃん、？
裏側もこゆいメンツが勢揃い。
内容は意外と真面目で、フランスでの日本漫画、アニメの受け入れられ方や日本の余りにもやる気のない海外へのアニメ売り飛ばし方等々。
10年たったけど、フランスオタク事情はどう変化したんだろう…？

獄門島
「妹たちが殺される…」
引き揚げ船の中で息を引き取った友人の訃報を知らせるべく金田一がむかったのは「獄門島」。
彼の不安をよそに引き起こされる惨劇…！
地下牢から響く叫び声、復員軍人達の海賊。犯人は一体？

金田一のコミカライズは数あれど、ワタクシ一押しなのはこのJETさんの物。
妖しげでおどろおどろしい惨劇の世界が十二分に描かれています。
古い物は古本のみですが、新装版はまだ手に入ります。
獄門島 (あすかコミックスDX―金田一耕助ベスト・セレクション)