動物が喋るのを許せる方に。
早川書房
リタ・メイ ブラウン(著)スニーキー・パイ ブラウン(著)Rita Mae Brown(原著)Sneaky‐Pie Brown(原著)茅 律子(翻訳)
発売日:1998-11
感想は追記で。
トラ猫ミセス・マーフィーシリーズ第二弾。
主人公、ハリーの隣家にNYから引っ越してきたイケメンモデル。
浮かれるのもつかの間、敷地内の墓地からハリーの愛犬、タッカーが腐乱し、指紋をそぎ取られた「人間の手」を咥えてきたからさあ大変。
身元不明の死体は誰なのか?殺害理由は?
一見静かな町がざわめき始める…!
なんと言っても登場する動物たちが喋り、意思の疎通をするのがこのシリーズの特徴(人間と喋ることはできません。動物たちの言いたいことと人間達が理解することのズレも面白い。)。
一癖も二癖もある町の住民達にこれまた個性豊かな動物達。
なかなかハラハラさせてくれる展開が楽しませてくれます。
一番の見物はクライマックスの動物達対犯人のバトル!まさかのキャラの活躍に胸が躍りました。
しかし死体の表現がちょっぴり生々しかったりするので、苦手な方にはお勧めできません…
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