容疑者Xの献身 読了。 - ノリコの巣

容疑者Xの献身 読了。

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容疑者Xの献身
文藝春秋
東野 圭吾(著)
発売日:2005-08-25
発送時期:通常4~5日以内に発送
ランキング:24
おすすめ度:4.0
おすすめ度5 ひさーーーびさーーー   ヒットオオo
おすすめ度4 ミステリか純愛か
おすすめ度3 読みやすい。けど、後味が悪い
おすすめ度3 普通に生きることの難しさ
おすすめ度3 まあ、わかりやすいかな


しつこく付きまとう元夫をはずみで絞め殺してしまった靖子と娘美里。犯行直後に訪ねてきた隣人、数学教師の石神は「二人の力になる」と言い犯行を隠蔽してしまう。
石神の思惑通り事は運んだのだが刑事、草薙が友人の物理学者湯川に事件を持ち込んだ時から緻密に積み上げられた数学パズルは崩壊をはじめたかに見えた…

134回直木賞受賞。その他ミステリー関係の賞も複数受賞。
かなり読み応えのある本でした。特にラストスパートとも言うべき257ページから最後までの急展開はホントに読み終わったあとに手や脇に変な汗かいてたくらいドキドキしました。作者、東野圭吾さんにもう脱帽です。
でも、帯に書かれている「命がけの純愛が生んだ犯罪」という文句にはちょっと?でした。
どうしても歪んだ愛情に思えてしまって…。(歪んでも一途、すべてを投げ打てるなら純愛なのか?)
結末には満足しています。私としては後味のそんなに悪くない終わり方でした。
物理学者探偵湯川さんはシリーズ化されているようで、そっちのほうもちょっと読んでみたいです。

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読書尚友〜Reading is food for the mind.〜 - 容疑者Xの献身(穂高) (2006年4月30日 20:21)

随所で「面白い」と聞き及んでいた本作。倒叙式ミステリですが、まるで見事な数式の証明を目の当たりにしているような展開に脱帽です。加えて、過不足なく描かれた魅力的なキャラクターたちによる切ないストーリーも申し分なく、ワタシ的には隙のない、賞賛の言葉に事欠か... 続きを読む

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このページは、が2006年4月30日 09:17に書いたブログ記事です。

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